はじめに
「化粧水って何度かに分けて重ね塗りした方が良いって聞いたけど、実際どうなの?」
そんな疑問を持つ方へ向けて、化粧水の重ね塗りの効果・適量・注意点をわかりやすく解説します。
スキンケア初心者さんでも安心して実践できるよう、正しいステップも紹介します。
化粧水の重ね塗りは意味あるの?
結論から言うと、正しい方法で行えば化粧水の重ね塗りは意味があります。
特に、肌の乾燥が気になるときには、1回でたっぷり塗るよりも少量を2〜3回に分けてなじませる方が肌への浸透感が高まるとされています。
重ね塗りのメリット
✅ 肌の角層までうるおいが届きやすい
一度にたくさんつけても、肌が吸収できる水分量には限界があります。少量を数回に分けて塗ることで、徐々に肌に水分を届けることができ、モチモチとした肌に近づけます。
✅ 肌をやわらかく整える
軽くプレスしながら化粧水をなじませることで、肌のキメが整い、次に使う乳液や美容液のなじみも良くなります。
化粧水を重ね塗りするときの適量と回数
- 1回あたりの量:手のひらに100円玉くらい(コットンの場合はひたひたになるくらい)
- 重ねる回数の目安:2〜3回がベスト
何度も重ねればよいというわけではなく、肌が“もう入らない”と感じたらストップしてOKです。
ベタつきすぎる前に乳液でうるおいを閉じ込めましょう。
やりすぎは逆効果!重ね塗りの注意点
❌ 過剰に塗りすぎると、肌の乾燥を招く場合も
重ねすぎて肌表面に水分が残ると、蒸発とともに肌の水分も奪われる「過乾燥」が起こることがあります。
肌がベチャベチャになるほどの重ね塗りは避けましょう。
❌ パッティングの摩擦に注意
コットンでパッティングする際に、強く叩いたりこすったりするのはNG。肌のバリア機能を傷つけてしまいます。
重ね塗りに向いている化粧水の選び方
- 低刺激タイプ(アルコールフリー)
⇒ 肌にやさしく、複数回重ねても負担が少ない - さっぱりタイプ or 高保湿タイプ
⇒ 自分の肌質(脂性肌/乾燥肌)に合わせて選びましょう
💡特に韓国コスメで人気の「トナー」は、重ね塗り前提に作られているものも多くおすすめです。
重ね塗りの基本ステップ
- 洗顔後、1回目の化粧水を手のひらで顔全体にやさしくなじませる
- 肌がしっとりしたら、もう一度化粧水を少量取り、乾燥しやすい部分(頬など)に重ねる
- 肌がうるおいをしっかり感じたら、すぐに乳液やクリームで保湿を完了
ポイントは、“肌が水分をしっかり受け入れているか”を感じながら塗ることです。
まとめ
化粧水の重ね塗りは、正しく行えば肌のうるおいを高める有効なケア方法です。
ただし、塗りすぎや摩擦には注意が必要です。
💡本記事のまとめ
- 化粧水の重ね塗りは2〜3回が目安
- 過剰な量や回数は逆効果になることも
- 低刺激な化粧水を使って、やさしく手でなじませるのがポイント
肌状態を見ながら、「ちょうどよい重ね塗り」を取り入れてみましょう!